Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション3

BnF. Département des manuscrits. Japonais 212 (1) - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 212 (1) - ページ 23

ページ: 23

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覺(おほへ)て可愛(かあい)さがかさなり。つとめの身にいわた帯【岩田帯=祝い帯】まてして 身うけが済(す)んたら御新造さまさ   今いきんすハな馬鹿らしひ 傾城を買(か)ふて遊(あそ)ぶ殿(との)あれバ。夫に買ハるヽ間夫(まふ)あり 世の中に盗喰(ぬすミぐひ)ほどうまき物ハなし。おもしろミ是に有りて 中〳〵女らの誠(まこと)といふは。間夫(まぶ)に極る物ながら一足つかまへに【一束掴に=十把一からげに】 誠なしとハ。うまミをしらぬ大の野暮(やぼ)大通【だいつう=遊び通】の至る所ハ格別(かくべつ) なれど。何もかもして夫から又。金遣ふて遊ふほど面白(おもしろい)事ハ 有るまじ。是大通とも粋(すい)とも称(せう)すへし。爰に有徳なる身代を