翻刻
調(うた)ふやら義太夫やら長唄(ながうた)やら。らんちきちよんく【〳〵?】ちよんの間をぬけて。
おゐらんか【おいらが?】ハ七むらがしらせにさし足ぬき足。こわひ事かおもしろく
㸦(たかひ)【=互】に抱(だき)付くやら吸(すい)付くやら。男も宵(よひ)より張(は)りさくやうにおやし
すましたものを遠慮(ゑんりよ)なくあてがへバ。七越ハつ【=唾】をのミ〳〵。はやく
入なんしいつそ氣がもる【盛る?】やうに成んしたといふに。陰戸をいらへ
バ。粹(すい)も野暮も大通も。そこにかわる事ハなく。毎ばん一義に
あき果て居る女らでも此うまさ。ヲヽ〳〵出るハ〳〵と男ハいそがしき
中にもたのしミ。ぬら付かせてつわなしにからこミ。二ッ三ッつく
内そこらあぶれてごほ〳〵びちや〳〵。ヱヽモはがゆひはやく根まて