翻刻
入なんし。うすとんらしひモウどふもなりんせんと持上〳〵ワレハァ〳〵
ともがきちらせバ。男ハしつかふしや余り鼻いきがよかり声が高ひと
手を當るやうに思ひながらも。出し入にひやうしを付て。㕝たらぬ
やふに遣へバ。アレサじらしなんする。ヱヽモそれでも。
ソレそんなにいきん
すものをと。二ッめのつゞけよがり。能ひさい中を七むらがかけて
来てモシおゐらかんへ。おさつとんがおまへをたづねんすとのしらせに
男ハいまだ氣が行かず。ヲイがつてんじやと起上る七越をむりに
おし付て。氣をやらんともがくに。どうしても行けず。七越ハ氣を
せひて。はやくやりなんせ〳〵といひながらも男の出し入ひどき