みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE1

鎌先温泉由來記 - 翻刻

鎌先温泉由來記 - ページ 23

ページ: 23

翻刻

山家夕 りつにかよふ声も殊更山里は うきをしらぶるまつの夕風 く 鈴木弥左エ門直行 山家夜 くもはらふ風に落葉の音添ひて ふける夜さびし山住の菴 は 古内治太夫義長 山家風 はれ曇り時雨るゝ夜半の秋風に 淋しさまさるやま住の庵 う 安田甚左衛門東寛 山家雲 うつむるゝ雲に戸さして朝夕に かゝる深山の菴そ住うき に 桑原庄作重富 山家烟 にはも外も紅葉にかよふ山里の 秋のゆふべの烟り淋しき よ 遠藤喜平為常 山家雨 よいはれて住なす菴の軒端にも あまりさびしきゆふくれの雨 ら 猪苗代兼郁 山家路 らにも咲菊もいろこき山路さへ 誰かわけ来る秋の隠れ家