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コレクション: STAGE1

鎌先温泉由來記 - 翻刻

鎌先温泉由來記 - ページ 26

ページ: 26

翻刻

題鎌先温泉 霊液其初以鎌穿沸騰増盛引温泉従来入浴除痾 悩何賜如之咨自天  病ひの根芟りはらふも理り也    はしめ鎌にて開く湯なれば 白石 源元象 刈田郡に鎌先のいて湯ありて其所のさま写しゑはた事 ゆへみしをつはらに記されし碑をもしめしてこれがうた ひとつそと乞はれしに取あえす口すさみけるは何のふし もなけれと 陸奥の刈田のくにの名もあえす かまさきの湯や人とにきはふ 郡をも国といへるはいにしへのふうなり 洛南老樵蒿蹊述 出来秋の稲も刈田の郡とて皆来てつかふ鎌先の温泉 東京 千束 やきかまの利鎌の先の温泉こそしけき病の根を払へけれ 名古や 便々舘 研あけし鎌先の湯とあぬれは重き病の根もきるゝなり 氏弥 賤の男か稲を刈田の郡にはむべ鎌先の湯もわきにけり 古川 大椿堂 鎌先のいてゆは早く世の人の病ひの根をも刈るゝこそきけ 東京 輝雄 鎌先のいてゆのしるし学鎌?も刈りとる計りいえにけるかな 延年 いねよしと皆よろこひぬ病ひさへ根をも刈田の鎌先の出湯 東京 芝口舎 いたつきも刈払ふ如くいえぬよしは重鎌先に湧き出る湯そ 三千彦 八束穂の稲を刈田の鎌先の温泉に病ひの根も切ぬへし 肖杉 くさ〳〵のいたつきの根を刈兼す鎌先の湯と名を負せけん 白石 石川氏実 【いたつき=病気】