Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション6

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 211 A (3) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 211 A (3) - ページ 25

ページ: 25

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   /沢邊(さわべ)の/蛍狩(ほたるがり) からごろもきつゝなれにしつましあれどはる〴〵/遠(とほ)きみかハのくにゝ さりがたき/用(よう)ありて/亭主(ていしゆ)が/旅行(りよこう)の/留守(るす)の間(ま)ハ/妻(つま)とおさなき/子(こ) ともひとりなにする/事(こと)もなきものからたゞ/留守(るす)をたいせつに/明暮(あけくれ) /子(こ)の/愛(あい)すのミかゝつらひさびしき/月日(つきひ)をおくりけるおりから/夏(なつ)も なかば/過(すぎ)ことしはとりわけいつもより/暑(あつ)き/日影(ひかげ)も/夕暮(ゆふぐれ)ごろ /常(つね)にしたしき/近(ちか)どなりの/獨身(ひとりもの)/世(よ)を/遊楽(ゆうらく)に/住(すミ)なせる/通人風(つうにんふう)の/色男(いろおとこ) 〽/時(とき)にお/暑(あつ)い/事(こと)ねぼうハよく/此(この)あつさにもめげないねへコレぼうや/今夜(こんや) /田甫(たんぼ)へいつて/蛍(ほたる)をとつてやるからおぢさんと/一所(いつしよ)に/行(いき)な〽アイ/蛍(ほたる)をたんととつて おくれと/早(はや)蛍かごを/持出(もちいだ)す〽ヲヽ/中(なか)に/二(ふた)ついるのもつとたんととつてやらうぞ〽お