翻刻
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とて鯉のほそくび水もたまらず打おとし。ぐつ〳〵とかいにて。したゝかくひて。そらうそ吹ておはせしかば。師の坊これを聞。さてもよき引導ぶり手がはりなる心得かな。昨夜の我らがゐんだうてはからさけが仏果をばえずして。くそとなるべし。なんぢが鯉はくそとはならず仏果を得べし。さて〳〵活機成人や。禅僧なるぞや小僧殿とて。後一棒をかゝりとすて。舌のねふるひての給ひけるは。三年になる鼠を。ことし生れの猫子がとるとは。かゝる事をや。とかくになんぢはたゞ者にはあらじと。かんじ給ひけるが。あんのごとくほどなく天下老和尚とみづからいへる程の活祖師に