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コレクション: とりあえず気になる

一休はなし(元禄十三) - 翻刻

一休はなし(元禄十三) - ページ 36

ページ: 36

翻刻

【みん翻と無関係に作ったものを転載しているため、ふりがなを欠く状態です】 うべをひろい来り。竹のさきにつらぬきて。時も社あれ元三 の早天に。洛中の家々にて。門の口へ。如鼓〳〵とさし出し。 御用心〳〵とてありき給ふ。皆人いまはしくて。門さしこめ 居けるより。今に正月三ヶ日は。門戸を鎖しける也。しかれ ば一休を見まいらせ。或人のいへるは。御用心とは尤至極也。 いわひてもかざりても。終にはみな人かくのごとし。されども 世のならひにて。かくいわひよろこぶに。其むくつけなき しやれかうべを。家々へ出さるゝ事は。御ちがいならずやと 申ければ。さればよわれもいはひて。此しやれかうべを おの〳〵に見する也。めでたしといふこと。いかゞ心得けるぞ や。むかし天照大神岩戸にこもり給ひしより。事おこり