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【疲れたのでOCRのまま放置します……】
かね先より皆々よしなき事共をいひて。御僧をはづか
じめける事のはつかしさよ。いかなる人そ名をなのり給へ
と。口々に申ければ其詩の下に候との給へばまことに一多し
候は何一わか申そと。尋ける。其中にひしり一人眉を皺
め。彼詩の筆跡を見る。一休はや御いとまとて御下向
あらんとす。彼僧この筆は正しく紫野の一休なりこ
とに一と書しはくせものなり。やれ引とゞめよとて
おつかけたり一休これは何事なりと仰られければ
先より存せす皆々慮外申したり御免あれ。先御帰り
ありて。傍へ入らせ給へとやう〳〵に申て留給ふ
はや御下問あるべしとの給へは色々ちそう申て
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おくり奉りけるにひじりの中に一人申やう。あの
ごときの名僧。此山へは又のぼらじ。大師の御影に智を
たのみ申さん物をと。又おつかけ奉る何事なると
仰らるれば。しか〳〵と申。一休わらひ給ひて。それ程
の事は又立かへらず共なる事也。その御影を持来
れとて。道なる茶屋にやすみておはしける。我人
おどろき。大師の質を請に立ながら思案もなく。あ
そばす事。聞しより大博学の祖師かなと。舌の
根をふるひて。大師の御影を持来りけれは。立なが
らあそはしける弘法大師活仏死ねはかわ
はらの土となると一筆にさら〳〵とあそ