翻刻
良徳院様御召下之御麻上下壱具被下
置候事
一同年八月
貞昭様御学問御相手出精相勤候に付
思召を以御召下嶋之御帷子御内々被下
置候事
一同年十一月常話儒者被仰付会津江
罷下様被 仰付候處是迄繁多に罷在
修行不果敢行候間来春迄爰許に
罷在全三ケ年修行仕度旨奉願候処願之通
被仰付翌卯四月罷下候事
一同年十二月
良徳院様御相手秋中迄出精相勤候に付
御内々綿壱把被下置候事
一同月来正月元日ゟ御取込中御広間
御番方勤被 仰付七種迄相勤候事
一同七卯年二月学校被転役銘学校
半業与唱候様被 仰付席沢田泰藏次
御次番之上に被成下置候事
一同年四月
現代語訳
良徳院様の御召し下の御麻上下一具を下し置かれた件
一、同年8月
貞昭様の御学問の御相手を精励して勤めたことにより、思し召しをもって御召し下島の御帷子を御内々で下し置かれた件
一、同年11月 常話儒者を仰せ付けられ会津へ下向するよう仰せ付けられたところ、これまで多忙であり修行を全うできなかったため、来春まで当地に留まり満三ヶ年修行したい旨を願い出たところ、願いの通り仰せ付けられ、翌卯年4月に下向した件
一、同年12月
良徳院様の御相手を秋中まで精励して勤めたことにより、御内々で綿一把を下し置かれた件
一、同月 来る正月元日から御取り込み中の御広間御番方勤めを仰せ付けられ、七草まで勤めた件
一、同7年卯年2月 学校を転役され、銘々学校半業と唱えるよう仰せ付けられ、席は沢田泰蔵次の御次番の上に成し下し置かれた件
一、同年4月