翻刻
一 正徳元卯年十月頭願之通初而
之 御目見被 仰付候事
一 享保元申年十月親願之通
御擬作被 召上金六両拾人扶
持被下置外様組付被 召出
原田伊予組ニ而 御城御番相勤
候事
一 同七寅年六月
紹栴院様御供番被 仰付候事
一 同年九月為勤番江戸表ヘ罷
登翌卯年三月罷下候事
一 同十巳年九月為勤番江戸表ヘ
罷登翌午三月罷下候事
一 同十二未年五月
紹栴院様御逝去被遊候ニ付外様
組付被 仰付板原平馬組組へ入
御城御番相勤候事
一 同十八丑年正月頭梶原平馬
願之通御役被成御免諸御役神
保内蔵助組ニ罷成候事
現代語訳
一 正徳元年(1711)卯年10月、願い出た通り初めてお目見えを仰せ付けられたこと
一 享保元年(1716)申年10月、親の願いの通り、お擬作を召し上げられ、金6両10人扶持を下し置かれ、外様組付に召し出され、原田伊予組にて城番勤務を相勤めたこと
一 同7年(1722)寅年6月、紹栴院様のお供番を仰せ付けられたこと
一 同年9月、勤番として江戸表へ上り、翌卯年3月に下向したこと
一 同10年(1725)巳年9月、勤番として江戸表へ上り、翌午年3月に下向したこと
一 同12年(1727)未年5月、紹栴院様がご逝去されたことに付き、外様組付を仰せ付けられ、板原平馬組組へ入り、城番勤務を相勤めたこと
一 同18年(1733)丑年正月、頭の梶原平馬の願いの通り、役を免じられ、諸役として神保内蔵助組に移ったこと