キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

切支丹御退治記 49巻. [5] - 翻刻

切支丹御退治記 49巻. [5] - ページ 8

ページ: 8

翻刻

   廿八日壬戌 勇功記曰十二月廿八日之朝板倉内膳殿諸  家之家老を召て仰けるは先日鍋島立花前  後ゟ乗んとせられけ連とも城堅して其功  なし此上は仕寄を申付て乗入時刻を可見  か但し?に死傷あり共惣攻にして可乗く面々  所存あらば御異見可申とや各一同に是大切之一  儀な連は卒泉尓御請難申暫く御前を退  て重而御返答申度と願け連は内膳殿御宵  有に依て夫ゟ直に鍋島家老鍋島安芸か小  屋に至り城攻之利害を相議して其後上使  之御陣に参り速に討ゐふに於ては手負死人多  るべし願は仕寄を御附させ可然らんかと申けれ  は内膳殿十蔵殿も急には難攻取破思ける尓や  家老之面々申處一往無其理にもあら須然は無  越度様に可申付と被謀稲次壱岐有馬内記陣  所に帰り件之旨趣を申け連は忠郷先手之足軽頭  幷普請奉行を召て仕寄を付て攻ら類々の下  知を被加其夜稲次彼竹橋を渡り城際之地形  を見計ける尓鉄炮にて膝之口を打怒可れけ連は