翻刻
【右丁】
迷迭香(めいてつかう)
まんねんろう
荷蘭(をらんた)より種(たね)渡(わた)り今(いま)多(おほ)し四時(しき)
《振り仮名:不_レ凋|かれす》苗葉(へうやう)硬(かたく)して小き木(き)の如(こと)し
葉(は)細長(ほそなか)にして光沢(つや)あり花(はな)は蔓(まん)
荊(けい)に似(に)て小(ちいさ)く淡紫色(うすむらさき)葉(は)芳(よき)
香(にほい)味(あしは)ひ甚(はなは)た辛(から)く蔓荊(まんけい)の気味(きみ)に
似(に)たり
【左丁】
藿香(くはくかう)
文政年中(ふんせいねんちう)舶来(はくらい)の物(もの)
【版心の中央】藿香