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コレクション: 養蚕の書

養蚕女児訓 - 翻刻

養蚕女児訓 - ページ 21

ページ: 21

翻刻

 尓して入連《割書:蚕種紙の端へ糸を付け|釣置なり是は気を洩す?也》其家の床の  上か又は穢しからぬ処尓て壁際を除  秋はしめまて掛置夫より取仕舞箱  箪笥の類へ入置其年の寒入以後午の日  を選《割書:養蚕尓午の日を用る事周礼鄭玄か註尓|蚕は馬と気をおなしふ春と云事阿り是尓本づくか》右の蚕  種を目形尓掛其裏へ何匁何分と書卯清らか  那る桶へ清水を汲入連漬浸へし夫より  毎朝水を汲替右の古とく三日不と漬飛たし  四日目尓取揚爐なと有て暖なる座敷へ新  敷菰をしき其上へ並扁置大氐水滴の乾  を見合穢からぬ処へ掛置はしめの目形より  軽目尓なる迄能干へし《割書:かくの古とく蚕種を寒漬|尓春れは後風寒の恐れなし》  《割書:と云ふ》厳寒の節は火鉢を置遠火尓して  蚕種の凍らぬやう尓取置へし去なから火勢