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コレクション: 弘法大師関連資料

奉弘法大師御傳記 - 翻刻

奉弘法大師御傳記 - ページ 10

ページ: 10

翻刻

いづるどふじ御覧んしてさらはへんとう申さんと 筆□こくうになげさせ給へはうき雲に雲と言字を 書給ふ弘法御覧んじていかにどうじ雲と言字に たつとてんうつ物を何とて文字かたわになし給ふ どうじきこしめし辰と言てんうてはしゆみせんの ふと七ゑにまきたる辰のまなこうたれとてながす 涙大水と成てあまつ島の弘法となし給ふいた わしめにわざとてんを略して弘法きこしめし ながれ候はゝ此方の計也いそきてんうち候へ《見せ消ち:童子》 とうじさらはと点うち候得はあんのことく 辰の二つの眼うたれとてながすなみだ大水と成 うてうてんかき曇りたるとみへ給へは弘法思召は いやながれせんなしとこうめふと言字を石に書川 上へなげさせ給へは石則岩と成りこんがうせん のふもとてんぢく六万里つき渡すどうじ御覧ん してしゆしやうに候今は何おかつゝむへし天ぢく のもんしゆとは我事成とのたまへはこくうをまねを かせ給へはうてう天王しゝを引廿五のぼさつおん