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コレクション: 弘法大師関連資料

奉弘法大師御傳記 - 翻刻

奉弘法大師御傳記 - ページ 11

ページ: 11

翻刻

かくをなしてんぢくもんしゆの御寺へむかへ給ふ    奉弘法大師御伝起下 七日七夜の御説法こゝろも詞もおよばずもんじゆ仰けるは かん竹取出しいかに弘法此竹と申はかん竹のよう じやうと申て百廿一しの声出名竹也とて三 ふし切弘法大師に奉らせ給ふ御大師此竹取上 我にゑんあらはてんぢく明州の津にて作り【巡り?】 あへとなけさせ給ふ御約束之ことくの明州の 津にて此竹取上我か朝四国讃州屏風か浦にて めぐりあへとなげさせ給ふ御大師日本へ御急き 有唐土の仏神おしませ給ふ海中へいらせ給 へは大風ふきけれは一首   きよみかた風は雲井に渡る共船ふき留よ浪の関守 と遊しけれは浪風しづかに成り重て一首   長きよのとをのねむりのみなめさめ浪のり舟の                    音よきかな しと遊し給ひてほどなく日本へつき給ふ屏風が浦 にて此竹取あげ氏八幡おがみ急みかとへそう もん有其時のねんがうは右同元年八月六日也