chinjuhさんのお気に入り

コレクション: 弘法大師関連資料

奉弘法大師御傳記 - 翻刻

奉弘法大師御傳記 - ページ 12

ページ: 12

翻刻

其後嵯峨の天皇御宇弘仁元年八月廿一日 そふもん有一御大師こんじきの光さし大日如来 とならせ給ふ一のていわうもかむりを地につけ 三度らいはひし給ふくぎやう大臣拝奉りそれより 此 来(かた)一天四海に真言の宗【字?】百を尊み給ふ帝(みかと)より 東寺(とうじ)を給ふ伝とう大師に至しんぜんゑんにて 雨乞しゆびんと法 問(もん)あらそひきどくの事有 今の都くわんむ天皇御宇山城之くにながおかより 平城へうつし東山にくろ金にて人形を作り 将軍塚と名付かつちう弓矢を帯(たい)し王城を守り 給ふ御大師かみ一条より九条に至迄こんがうかひ七百余 ぞんすへさせ給ふ末代に至迄他所へ移(うつ)さじと五十 六おく七千万ざいみゑひのあかつきみろくの出世迄 とのちかい也其後四国に八十八ヶ所之札所を立させ 給ふ坂の数四百八十八川の数百八十八惣て四百八 十八里也大遍路七度中遍路二十壱度小へん路三十 三度なさる也中にも讃岐国においてかかう殿 と申大名壱人候へしが今生にては十人の子を持