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コレクション: 弘法大師関連資料

奉弘法大師御傳記 - 翻刻

奉弘法大師御傳記 - ページ 8

ページ: 8

翻刻

れなる小僧は何国の者ぞと仰けるさん候【?】それ がしは日本四国讃州の住人くうかいと申沙門 にて候天ぢくもんしゆの御寺拝み奉らんため是 迄参り候とうじきこしめしおろかなる此川 と申はもろ越はくさいこくより水の上六年六月 になかれ出る川也ふかきひろさ八万ゆしゆんの川 むかしもけんしやう三そう【玄奘三蔵】と申人左右のはつこつ をもつて七度渡しか七度ながら渡りへず御身趣 能見るにせひちいさくいろくろく其身ふじやうに して此川渡り給ふ事思ひよらすとわらひ給ふ 弘法はらを立我てうは万里にもたらぬ小国にては 日をかたとる国なり天ちく其名高しと申せ共 月をかたとか国なり先うるしは色黒して万民 の宝と成る金は少しと申せ共その両かるかるからす 硯筆は小しと申せ共天下の事を書しるも壱 寸針小しと申せも天下のいしやうを縫通す尤 それかしせひちいたく色黒とも文字のせん□□□ 参らんと弘法と言字を書とふじに□□□□【破れがあり、次のコマが見えている】