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コレクション: STAGE4

享保十三年江戸洪水記 - 翻刻

享保十三年江戸洪水記 - ページ 26

ページ: 26

翻刻

たり戸田忠兵衛なとも大事の帳水に入同役仙 波弥市郎方へ取寄せ押をかけ絞り上そろ〳〵 へぎ候由弥市郎物語也紙を承へは大かた 美濃紙也みの紙故へけたり外の紙は 文字うつり破るゝ物也夫にへがしやう 有之弥市郎へ教申候夫も日がら立かわき かたまりては難成也忠兵も命から〳〵 にてこれも屋根を切破りてやねへ上り 其後助舟来り漸助り候よし弥市郎 物語也大切なる家々代々先祖書御朱印 等も其秘密の書物古筆結構の哥書 書跡掛物絵賛なと長持也棚に置たる 分ハ悉く皆水入たり今度の水は書籍 なと水にて紙こはばり泥落すして中々 やくに立さうも無之よし味噌香の物 桶の内へもかの不浄水押込当分火も 焼れぬ由也古き書物なとはほしても 古もげほろ〳〵に成たる由聞申候此日いかなる