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コレクション: STAGE4

享保十三年江戸洪水記 - 翻刻

享保十三年江戸洪水記 - ページ 31

ページ: 31

翻刻

 紅葉山の崩たる所え土五千坪程入れ候と破  損方之衆直咄にて聞申候 一目白不動之山崩れ上水へ打込水道みぢん  に成水溜り依之下町筋小川町筋上水を  請て朝夕くらしたる人民武士かた町人共に大  難義に及ひ水にかつへたり依之桜井庄之助  神保四郎右衛門道奉行見分して諸人難義に  及候段一刻も早く土をあけ上水通り候やうに  被 仰付候様にと申上候土は町方ゟのけ申候間    取のけ候やう町奉行え被仰付被下候へと申上れ  とも埒明不申由被申候箱水道は公儀の御  普請也水道橋の際の箱水道は最初  にも書たり通り押破みちんに成たる也 一上水潰れ水あふれ出て目白したの田の中  たんぼへ押出今以たんほは海の如くにてやゝも  すれは改代町へ水出んとする様子也此以後  とても上水あふれ候内は大通ふりたらは  小日向へは水押出し可申と諸人申によつて