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コレクション: STAGE1

量地指南 巻之二(内題) - 翻刻

量地指南 巻之二(内題) - ページ 22

ページ: 22

翻刻

見返(みかへし)墨を引《箱:界》扨|剸(せん)盤法(はんほふ)をもて。見返の墨の盤南の留(とまり)より。 初開の見通の墨まで。南北へ正竪(たて)に界(けい)を引渡(ひきわたし)《割書:此界即求程の|縮となるなり》 其界と墨との会(つじ)より盤北の要(かなめ)まで。初開の墨を其間数《割書:初開の|間数也》 二町に量(はかり)合(あわせ)。《割書:会より要まで二夾に夾み合せ|其渾発の口を一町の矩と名く》其|矩(かね)にて後開の墨を 其間数《割書:後開の|間数也》三町|量(はかり)取(とり)《割書:量取とはいかほど成とも其矩をもて。其間数|ほどはかり。其墨のはかり余たる分をば用ひ》 《割書:ざるをいふ。量合と量取とは。|其こゝろ違いに。混ずべからず》其はかり留(とまり)より求程(きうてい)の界(けい)まて。又|斜(なゝめ)に 界(けい)を引(ひき)。《割書:此界は見返の墨に随ひ曲節|なきやうに斜平に引渡へし》然(しかう)して盤面(ばんめん)大成(たいせい)す 今(いま)現(あらは)るゝ所の。盤艮(ばんごん)の方(かた)の墨(すみ)は。本座より初開(しよかい)まで見通二町 の縮(しう)なり。盤乾(ばんけん)の方(かた)の墨(すみ)は初開(しよかい)より後開(ごかい)まで見通三町の縮(しう) なり。盤坤(ばんこん)の方(かた)の界(けい)は後開(ごかい)より目的まで見返|仮借(かしやく)の縮(しう)なり。 盤東(ばんとう)の方(かた)の界(けい)は本座より目的まで見込求程の縮(しう)なり。扨 初(はじめ)の矩(かね)《割書:初開後開をはかり|たる渾発の口なり》にて求程(きうてい)の界(けい)を量(はか)るに五夾(ごけう)《割書:一夾一町|つゝなり》 あり。五夾は即五町なり。是(これ)求程(きうてい)の間数(けんすう)なり 《箱:三地重開方》(さんちてうかいはう)  此(この)術(じゆつ)も前(ぜん)術《割書:二地重|開方》にひとしき地形(ぢきやう)を本座となして。遠程(とをさ)を  量るに用ゆ。其法|大略(たいりやく)右(みぎ)におなじ。ならひて知(し)るべし猶(なを)其  審(つまひらか)なる事は術中(じやつちう)に記(しる)す 術云《割書:下に図する|所をもて云》作法のことく品々|始計(しけい)してのち㊀本座に 盤を方正(はうせい)に居(すへ)。盤西より正(まかね)に目的を見込㊁|左前(さぜん)の方(かた)へ少(すこ)し 斜(なゝめ)に間数を定(さだめ)《割書:左斜開|二町》見通の印を立させて。盤乾よりこれを 見通。定規に随かひて墨を引。残印を立(たて)㊂一の開地にいたり。 残印を再見(ふたみ)して盤を方正(はうせい)に極(きはめ)㊃又左前へ斜に間数を定め。 《割書:左斜開|三町》開印を立て。盤北の正中(まんなか)程(ほど)斜に是を見通。墨を引㊄ 二の開地に迂(うつ)り残印(のこすしるし)《割書:一開の開印即|残印と成なり》を再見(ふたみ)して盤(ばん)を方正(はうせい)に極(きは)め。