翻刻
【右丁】
軍馬(ぐんば)《割書:いくさ|のむま》【隅切囲みの中】一 切(さい)にゑがく名所(なところ)多(おほ)しと
乗馬(じようめ)《割書:のり|むま》【隅切囲みの中】 いゑども事しげきゆへに
あらましをしるす
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
尾夾(をばさみ)
ろくせう
三頭(さんづ)
馬(ば)
せん 【馬の絵】
柿色(かきいろ) 羊鬚(ようしゆ)
柑色(かうじいろ)
夜眼(やがん)
頭(づ)
巾(きん)
髪(かみ) 見張(みはり)
【同 下段】
装束馬(しやうぞくむま)【隅切囲みの中】《割書:総色(ふさいろ)|真紅(しんく)【左ルビ:しゆ】 萌黄(もへき)【左ルビ:ろくせう】紺(ふかはなだ)【左ルビ:こんせう】縹(はなだ)【左ルビ:こんじやう】》
《割書:牛馬(きうば)の飾(かさり)は右方にて|むすふ口取も右方也》 紫(むらさき)総は常(つね)にもちひず
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■さんじやくなわ金
是は䋣(おもかい)の
はづれぬ
やうに
かけし
物なり
纕はるび【注】白
【注 「「はらおび」の変化した語】
【左丁】
𩢻(しゆ)【左ルビ:あかむま】【隅切囲みの中】環眼(さめ)馬 馬舎(むまや)に養(やしなふ)て衆馬(しゆうば)の
凶災(わさわひ)を避(さくる)と云 吉相(きつさう)の馬(むま)なり
毛色(けいろ)白(しろう)してそこ薄赤(うすあか)し老(らう)馬に成程(なるほど)
てる目の中 朱(しゆ)のごとく玉(たま)黒(くろ)く白きふち有
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
枊(こう)よせばしら
首環(くびだま)
【馬の絵】 眼(め)口(くち)爪(つめ)
陰(ふくり)肉色(にくいろ)
瞳子(くろたま)の
めぐりに
輪(わ)のごとく
白(しろ)きふち
あるゆへ
さめと云
【同 下段】
白馬(はくば)【左ルビ:しろむま】【隅切囲みの中】純白(しゆんはく) 青馬(あをむま) 駯騡(しゆせん)《割書:唇(くちひる)|黒(くろ)し》
彩色(さいしき)《割書:全体(せんたい)胡粉(ごふん)目(め)口(くち)爪(つめ)陰(ふぐり)あいろぐ|薄墨(うすずみ)くま》
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
爪(つめ)薄黒(うすくろ)
【馬の絵】