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コレクション: STAGE1

肥前國島原領普賢山大変記 完 - 翻刻

肥前國島原領普賢山大変記 完 - ページ 16

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  《割書:の書付ハ佐賀表へ|の注進成べし》 一 普賢山所北面焼出今以不相止千本木村と申在所の   近辺ニ焼下り申候是ゟ御城下迄二里少シ余御座候 一 三月朔日八ツ過此山鳴動別て強く村〻石垣神社の   鳥居不残崩れ森岡山崩れ落夜中に大地震に   相成御城内屋敷〳〵の内外家居田畑夥敷破損   御城北引破石垣数ケ所崩れ所〻大破ニ及ひ市中   在〻百姓我も〳〵と立退き遠方の一族又ハ知る人   を頼当村へも大勢迎来り候之事 一 島原鹿山次九右衛門より長崎詰合候聞役宇多川   善衛門方へ来り候追て書に此所産神御詫有て   此札を門戸に張るへしと     此神の国に住ふる我なれは萬の邪気を震ひ払ふ也   時に源六と申百姓強気者にて大ニ笑ひ産神   かか様の事退け得すして歌どころかと云て嘲り札   を張す然るに其夜の大崩れに遥ニ隔りし神代村   へ焼石飛来りて源六か家に落夫婦共ニ打ひしかれ   焼死仕候事 一 三月中旬初め火気吹出し候近所追〻焼立そろ〳〵   焼下り谷間城郭の方毎日十間づゝ焼寄申候 一 御城主様今日迄御立退なく御用心御乗舩引付有之   候所四月朔日の酉の刻過弥大地震海山一同に震動