みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE1

肥前國島原領普賢山大変記 完 - 翻刻

肥前國島原領普賢山大変記 完 - ページ 3

ページ: 3

翻刻

 肥前国島原領普賢山大変之事 抑肥前国高来郡島原領温泉山の北東に当て大 なる嶽あり爰に普賢大菩薩の御鎮座ある依 て普賢山と号于時寛政四年壬子三月中旬より 普賢山より焼出て城下ニ至り悉く焼崩れ其 響き近国まて地震せし其濫觴を尋ねるに 寛政元年大悲普賢山に龍神か池とて纔五六 間計りの堀有り旱魃の歳といへとも減る事なし 領主松平主殿頭忠|恕(のり)公多くの魚の遊ふ所を見 給ひ此池汲干へしと宣ふに里人の曰此堀ハ龍 神住を給ふよし昔一柄杓の水をも汲人なしと