翻刻
きさきたちは大わうの大りへ五十人づゝ
まいりたまひて此さいじやうこくのみやは
ふしぎのみやにてましますきのふまで
せんざいわうのすませたまひたる御ざどこ
ろをけがしゆひかいなきあさかやまを
めしいれてけがさせたまふわうの御かへ
りのほとはをいこめまいらせばやとあま
たのきさき申させたまひければ大わう
おほせられけるはなさけなやによ人はによ
らいのさうをうくなさけをむねとして
ながれのみづとをんなのこゝろをばひとつ
におとへたりわがくにをもへだてちゝ
はゝにもはなれたまひてわうをたのみ
これまできたりたりわうにさへすて
られてさこそあるらんめまことにたぐ
ひなきふさひにもはなれいのちにかへて
十二ねんまでのみちをいでさせたまひ
たれこのかへりたまはんほどはひる五にん
よる五にんつゝまいりたまひてうたをも
よみ又はしをもつくりくわんげんをもし