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をもちたるゆへに五がらすと申なり御ま
へにまいり申すやういかにわうはいつことに
なく御なげきあるぞやさいじやうこくと申
はかたみち六ねんなりうみのおもてには
はをもやすむべきゞのうへもなしも
しさかんなるときにてもくゝ御ふみばかり
はもちてまいり候ひて見まいらせ候べき
にわれはみやの御ためにはならびなき御
たからなりうらなはせたまひてもくにの
だいじなりと申そのゝちはみやはいとゞ御
なげきあさからず御とし二十までき
きをも御らんぜず二十一と申卯月のはじめ
ほとゝぎすのなきわたるをきこしめしめしめ
二しゆはかくぞあそばしける
としことにをとつれゆくやほとゝきす
こひするわれにこゑなきかせそ
かやうになげきたまふを五がらすこゝろぐ
るしくおもひて御まへにまいりてせん
じあそばしてたまはれ御返事とりてま
いらせんと申ければさやうにかたみち六