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コレクション: STAGE8

平天儀圖解 - 翻刻

平天儀圖解 - ページ 10

ページ: 10

翻刻

諸書に著(あらは)す所の図は天を九|重(ぢう)に設(もふけ)て先(まづ)月の天を始として水星 天金星天日|曜(よう)天火星天木星天土星天|恒星(ごうせい)天|宗動(そうとう) 天と一|曜(よう)に各(おの〳〵)一天を定て其|高低(たかひく)を知らしむ然れとも金水の 二星に至て曽(かつ)て其|理(り)に当(あた)らす抑(そも〳〵)金水の二星は日輪を軸(しんぎ)と して各|旋(めぐ)る所の游輪(ゆうりん)あり故に日より高(たか)き事あり又|低(ひく)き事あり て定位(さだまり)なし右之図より考見るべし金水二星定理|自明(おのつからあきらか)なり      日月五星之周天 大陽   三百六十五日廿五刻にして西より東へ一周ス    故に宗天の度数を三百六十五度廿五分と定たるもの也 大陰   二十七日三十一刻にして西より東へ一周ス 金星   四十八|度(ど)之|游輪(ゆうりん)あり此輪を五百八十三日を以て一周ス      然とも日を軸にして廻(めぐ)る故に天を一周する事日と同断也 水星   二十四度の游輪あり此輪を百十五日を以て一周ス      然とも日を軸にして廻る故に天を一周する事日と同断也 火星   壱歳三百廿一日九十三刻にして西より東へ一周ス 木星   十一歳三百十三日七十刻にして西より東へ一周ス 土星   廿九歳一百五十五日二十五刻にして西より東へ一周ス 廿八宿  凡二万七千歳にして西より東へ一周ス 宗動天  下諸天を率巡(ひきめぐ)リて一日一夜にして東より西へ一周ス