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コレクション: STAGE8

平天儀圖解 - 翻刻

平天儀圖解 - ページ 9

ページ: 9

翻刻

十二支ともに是に順(じゆん)して定るなり 天は地を正中にして東より西へ十二時の間に一周(ひとめぐり)す故に日も 十二時の間に天に附(つき)て一周す三百六十五度を十二時に割(われ)ば 一時は凡三十|度(ど)なり天之一度を北に移(うつ)せば一度は凡三十里也 故に日は一時の間に地の九百里を行く人も又一時之間に九百 里つゝ西へ西へと行けば年中日の暮(くる)る事なし十二時の間に 地球(ちきう)を旋(めぐ)りて東の方より原(もと)の国に復(かへ)るなり凡此理を以て 考(かんが)へ知るべし尤地の度分(どぶん)の里数(りすう)は国によつて大に違(ちが)ひ あり経緯(けいゐ)ともに赤道に近(ちか)き程(ほど)度分|広(ひろ)し又南極に近き程(ほど) 度分狭(どぶんせば)し三十里を経(へ)て一度に当(あた)るは正帯中央(しやうたいちうわう)の地(ち)なり 【図 外周から内へ翻刻】 宗動天 恒星天 土 木 火 金 日 水 月 地 天は廿八宿を以て体(たい)とす 南極北極(なんきよくほくきよく)を車の軸(しんぎ)の 如くにして東より西へ一 昼夜の間に一周(ひとめぐり)ス又日月 五星は天に逆(さか)ふて西より 東へ廻(めぐ)る然とも天の旋(めく)る 事は早(はや)き故にやはり日月 五星ともに天に順(したが)ひて 東より西へ行くなり