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コレクション: STAGE8

平天儀圖解 - 翻刻

平天儀圖解 - ページ 12

ページ: 12

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     横道四気位幷閏月 黄道(わうどう)は大陽(ひ)《ルビ:一年ニ一周|いちねんにひとめぐり》の行道(みち)也|冬至(とうじ)に大陽(ひ)黄道の南の限(かぎ)りにあり 是より三ヶ月|余(よ)にして九十一|度(ど)を行(ゆき)て赤道(せきどう)の線(すぢ)に至る則|春分(しゆんぶん)也又 三ヶ月余にして九十一度を行て北の限りに至る則|夏至(げし)也又三ヶ月余に して九十一度を行て赤道にかへる則|秋分(しうぶん)也又三ヶ月余にして九十 一度を行て元の南の限りに復(かへ)る都合(つがう)十二ヶ月余にして三百六十|余(よ) 度を巡りて日|一周天(ひとめぐり)ス此日数合三百六十五日余也是を十二ヶ月に割は 一ヶ月の日数凡三十日半となる然れとも日月の合朔(がうさく)を以て一ヶ月と定る 故に大小の月出来る也此大小を平均(へいきん)すれば一ヶ月の日数凡廿九日半 なり故に一ヶ月に凡一日つゝ余りあり此日数|積(つも)りて閏(うるふ)月となるなり      四季寒暖之論 或人問(あるひととふ)大陽(ひ)は地を正中(まんなか)にして周旋(しうせん)す然れは四|季(き)ともに地より 日の遠近(ゑんきん)する事なし然るに冬夏(ふゆなつ)と分(わか)りて寒暖(かんだん)あるは如何(いかん)予|答(こたへて) 曰|昼(ひる)は大陽之|気(き)を受(うけ)て地を暖(あたゝ)め夜は冷気(れいき)をうけて冷(さま)すなり 日本は赤道(せきどう)より三十余度北也然るに冬至(とうじ)の比(ころ)は大陽赤道より二十 四度南に旋(めぐ)るゆへに日|地球(ちきう)に支(さゝ)へられて遅(おそ)く出て早(はや)く入る故に 昼四十刻の間地を暖(あたゝ)めて夜六十刻の間|冷(さま)す是日々に重(かさな)りて 終(つい)に寒(かん)となり又|夏至(けし)の比は大陽赤道より廿余度北をめぐる ゆへに日|早(はや)く出て遅(おそ)く入によつて昼六十刻の間地を暖(あたゝ)めて夜 四十刻の間|冷(さま)す是又日々に重りて終(つい)に暑(しよ)となる又春秋ニ分の