翻刻
龍頭龍尾
之図
【図】
龍背
龍頭 龍尾
龍尾 龍頭
龍背
此図原(このづもと)二ツの輪(わ)なり然れとも
輪ばかりにては紛敷(まぎらはしき)ゆへに龍(りやう)を
図して見やすからしむ輪は
黄道(わうどう)なり龍は白(はく)道なり
輪に重りたる所を龍頭(りうとう)
龍尾(りうび)とす龍の正中(まんなか)に当る
所を龍背(りうはい)と号(なつ)く
南龍北龍
之図
【図】
南背
南頭 南尾
北尾 北頭
北背
此図|前(ぜん)図と同断(おなしこと)なれども
龍頭龍尾とはかりにては陰暦(いんれき)
陽暦分(やうれきわか)リ難(かた)き故に新(あらた)に黄
道より南にあるを南龍とし
又北にあるを北龍とす龍の真
中に当る所を南背(なんはい)北背(ほくはい)とす
如此|心得(こゝろへ)見る時は陰暦陽
暦の理自ら明(あき)らかなり