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コレクション: STAGE8

平天儀圖解 - 翻刻

平天儀圖解 - ページ 7

ページ: 7

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     平天儀繰様之解 譬(たとへ)ば今日|立春(りつしゆん)に当る日なれは日輪の丸之内へ立春と書 たる所を入れ又月は今日十五日なれは十五日と書たる所へ 置(おき)右之如く中の三枚を不動(うごかざる)やうに合せ置今日|暮(くれ)六つ 時之事を繰(くり)見んと思はゝ右三枚|重(かさ)ねし侭(まゝ)にて日を酉の 方へ置くときは則日は女宿(ぢよしゆく)の六|度(ど)にあり月は井(せい)宿に丗 度にあり胃(ゐ)宿は中星となり鬼柳(きりう)東に出て虚危(きよき)西に入る 潮(しほ)は満汐(みちしほ)如此(かくのごとく)繰り合して知るへし余は是に準(じゆん)ず三百六十 余度を黒白(こくびやく)ニて記す此|印(しるし)を左(ひだり)へ順(じゆん)に歩(あゆ)み繰(くる)なり 平天儀五層の解は其表へ記ス故に略之 天地図 【図】 地球は球(てまり)の如く円(まどか)にして天の 正中(まんなか)に包(つゝま)れたり天と云は形(かたち) なくして空(くう)なる所は耳の穴 袖(そで)の中まても是皆天 なり則地を一尺ほれば 一尺の天を増(ま)すと云何に よらず形あるものはみな 天に包まれてあるものと 知るべし譬(たとへ)は魚の水中に すむが如し