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コレクション: STAGE1

但州城崎浴湯辧 - 翻刻

但州城崎浴湯辧 - ページ 21

ページ: 21

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○湯嶋雑話(ゆしまざつわ) 湯嶋(ゆしま)の宿(やど)へ着(ちやく)して。直(じき)に足(あし) 洗ひとて。湯へ行(ゆく)もよし。但(たゞし)此 時は実(まこと)に足(あし)あらふ計(ばかり)にして。 湯(ゆ)に入事なかれ。一夜|休息(きうそく) し。翌日(よくじつ)より入てよし 用意(ようゐ)の金銀(きんぎん)。脇指(わきざし)其外。 大(たい)切(せつ)の物。一つに包(つゝみ)。名札(なふだ)を付 て。亭主(ていしゆ)へ預(あづけ)てよし。さもな き時は。用事に立(たつ)か。或は湯へ 行たる。留主(るす)の間。物見へざる 事もあるべきなり 着(つき)候。翌朝(よくてう)ゟ。自分(じぶん)世帯(せたい)にす るか。たき出しにするかなり。 自分世帯(じぶんせたい)にする時は米(こめ)味(み) 噌(そ)。油(あぶら)塩(しほ)醤油(しやうゆ)の類(るい)。其外 一切(いつさい)宿附(やとつけ)の商人(あきんど)より。通(かよ)ひ にて入るなり。又たき出し といふは。米を客(きやく)より。調(ととのへ)て わたし。宿(やど)より是をたきて。 廉?末(そまつ)の一汁(いちじう)一|菜(さい)を。そへて。