みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE1

但州城崎浴湯辧 - 翻刻

但州城崎浴湯辧 - ページ 28

ページ: 28

翻刻

気(け)比(ひ)村《割書:此里に気比|の神社あり》 小(お)しま《割書:此三村絹巻の東|北に続く景地也》 津(つ)居(ゐ)山(やま) 《割書:北海の口にて絹巻|の北西なり東を》 《割書:津山|と云》 瀬(せ)戸(と)山《割書:津居山の西に長福|寺と云寺有此磯へ近年》 《割書:流れよりし材木にて本堂を|建る唐木なるとぞ又日より》 《割書:山といふ山あり晴天に隠岐の国|見へわたる絶景なり》 猿(さる)が|城(じやう) 千(せん)石(ごく)岩(いは) 龍(りう)がはな 《割書:此三所津居山の北表北海の中|にあり風あらき時は行べからず》 右|鳥帽子(ゑぼし)岩ゟ是迄湯 嶋より|屋(や)形(かた)舩(ふね)《割書:百六十|四文つゝ》をかり 見物すべし甚|景(けい)色(しよく)面(をも) 白(しろ)くよきなぐさみなり 又あみ|打(うち)舩(ふね)を|連(つれ)行(ゆき)て あみを打たせ|楽(たのし)むもよし 《割書:あみ打舩頭とも雇賃|壱艘一日四匁五分つゝ》但(たゞし)衣(い)服(ふく) 用(よう)意(ゐ)して|行(ゆく)べし|上(かみ)方(がた)とち がひ日かたむけば|風(かぜ)出|冷(れい)気(き) に成事つよき事あり天 気(き)くもらば無用なるべし 竹(たけ)野(の)浜(はま)《割書:湯嶋ゟ壱里半西|なり景色面白く》 《割書:小貝多き塩浜なり別て晴天に|舩に乗鹿嶋山を廻れは甚絶景也》 今(いま)津(つ)村《割書:湯嶋ゟ一町東川端|也茶店ありて景地》 《割書:なり任望料|理をするなり》