翻刻
▲高(たか)田(だ) 《割書:わだ山ゟ|一り八丁》
○堀畑村 《割書:是ゟ出石領| 》
▲養(や)父(ぶ) 《割書:高田ゟ|廿五丁》
○水谷大明神 《割書:但馬五社|の一也。やぶ》
大明神ともいふ。祭礼は正月
廿五日。本社の左。小社の下に。小
石あり。是をおねこさまといふ。
蚕(かいこ)飼ふ人。是をうけて帰れば。蚕
に鼠つかずといふ。鼠つかぬ。守
もあり。又二丁おくに。山の口の
社とてあり。狼をつかふ神なり。
田畑を猪など。あらすときは。こゝに
祈れば。狼いでゝ守といふ。此明神
より。やぶ崎村へ。ぬけ道あれば。格
別廻りにあらず。
参るべし ○水谷山|普(ふ)
賢(げん)寺《割書:村の岨(そま)にあり。本尊は|薬師にて。高野の末寺也》
○養(や)父(ぶ)崎村○大や川
但因の間よりながる。
わたし銭。定なし
▲綱(なん)場(ば) 《割書:やぶより|一り》
○下なんば村○大森川
《割書:高水には|橋舟なし》○大森村《割書:入口を左へ|行は。因幡》
の道也。辻堂有。内に古墳あり。
前竹田城主赤松左兵衛広秀。
慶長五庚子十月廿八日。三十
三才。逝としるす。此城跡。竹田村に有
▲小(を)田(だ) 《割書:なんばゟ|廿丁》
▲此村の中ほどを。左へ行ば
豊岡道也。直は出石道也
▲江(え)の|宮(みや)《割書:宿なし| 》 《割書:小田ゟ|十丁》
○宿(しゆく)南(なみ)村《割書:是ゟ浅倉迄の道|を。岩箒とて。》
《割書:山添に川を見下し。|道けはし》○浅倉村