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コレクション: 春画資料

BnF. Département des manuscrits. Japonais 212 (2) - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 212 (2) - ページ 12

ページ: 12

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とし玉ふを織平すかさず。両の御手を押へ付れバァレ〳〵との玉へは。あたりに人 ハなし。はやその内に織介ハ用捨もなく。板しめの下着の裾(すそ)まくり上。蔭 戸へさぐり當るに太(ふと)もヽすべ〳〵として。天鵞絨(びろうど)にさハるやふなる毛うすく はへたる所へ。指をさし込に。㝡前【最前】より犬の交合に見とれし事なれバ。そ こら訳(わけ)なくぬら〳〵じく〳〵。凍解(いてとけ)のごとく。さし込ゆびにしは〳〵吸ひ付 やふに覺。ヲヤ〳〵是ハうまひと舌を出して悦び。すぐに玉莖をむりに押込。 いさいかまハず。突(つき)立るに。おせよハ氣をとりのぼせ。悪ひ事を退(のい)て〳〵と あせり玉ふを。織平男力にうごかせず。織介はやく仕てしまへ。とふもまらか 折れるやふだといふ内。織介ハ血氣(けつき)盛(さか)り。何の事もなくしやり〳〵と。                             り 【左頁】 氣をやるを見すまし。すぐに引のけ。是から織平が賞(せう)観(くわん)致ます。どふ なされてもせずにハ置ませぬ。じんじやうにさせなと。きやつハ一物人にすぐれ 七寸胴(どう)かへしの黒まら。あてがへども中〳〵はいらぬハ。張かたばかりて生の物ハ はしめてなれバ。ぬら付ゐん水を一物にぬり廻して。ぬらりと根まで入られ し心もち。おせよハ思ハずヲヽ能ひ氣味是どふしやると天地(てんち)自然(しぜん)の氣 がめぐり。織介がすぼけまら【包茎】とハ大きな違ひ。其上織平ハ四十男にて甚 巧者もの。虚(きよ)に移(うつ)り実(じつ)に行ひ。すこ〳〵腰を遣ふ心地よさ。おせよハ大に 取ミだし。あらこなし【荒ごなし】した上なれバハアいく〳〵と顏をしかめ。すゝり上〳〵泣 玉ふに思わずしがミ附て氣をやり。髭だらけな頬(ほう)へすり付。むさひ口を吸ひ