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助(たす)かるまじき命(いのち)ならば此 飯(めし)壱ツ喰(く)ひたりとも幾日(いくか)の餓(うへ)をか忍(しのが)ん所詮(しよせん)此飯 彼(かれ)に
与(あた)へずして死(し)せば恨みん事も不便(ふびん)なりと終(つひ)に金子とかへにける彼(かの)もの大き
に悦び斯(かく)同じ木に登(のぼ)り助(たす)けを得(う)るもさせる因縁(いんゑん)にやあらん今は死(しす)とも
恨(うらみ)なし神仏の加護(かご)にて二人が命助りなば行末(ゆくすへ)長(なが)く懇意(こんゐ)にせばやと
悦びけるかくて漸(やう〳〵)四五日めに水も引しかば二人とも不思議(ふしぎ)の命助り帰(かへ)りける
爰(こゝ)をもって食(しよく)の大切(たいせつ)なることを常々(つね〴〵)かんがへ知(し)るべし乱国(らんごく)の時には茶漬(ちやづけ)壱ぱい
何程の価(あたひ)を出しても売者(うるもの)有まじ強驕(がうけう)のものは恣(ほしひまゝ)に民家(みんか)におし入り
金銀 財宝(ざいほう)を奪(うば)ひ衣服(ゐふく)をはぎ取など恐(おそろ)しきこといふ斗(ばかり)なし然(しかれ)れば今
太平(たいへい)の国恩(こくおん)を思ひ如何(いか)なる麁食(そしい)をもおろそかに思ふべからず
或(ある)人の句(く)に
業平(なりひら)も飯(めし)喰(く)ふてからかきつばた
鶯-歌燕-舞
畫-梁東
桑-柘含_レ雲
動_二女-工_一
撫_レ景皃成
花笑_レ日
踏_レ青歩学
柳揺_レ風
繅_レ盆糸献
今-朝白
視_レ簿燈挑
昨-夜紅
不_二獨一-家
胡-老暖_一
我-来還
擬_レ貢_二王-公_一