翻刻
又 播州(ばんしう)しかまより染出(そめいた)す布をかちん染といふ
《割書:詞花|》はりまなるしかまにそめるあなかちに人を恋しと思ひけるかな
漢(かんの)張湛(ちやうたん)民(たみ)に蚕業(さんげふ)を勧(すゝ)むる事
後漢(ごかん)の張湛(ちやうたん)と云(いひ)し人は生質(うまれつき)礼(れい)を好(この)みつゝしみふかく動止(どうし)にも法度(ほふと)を正(たゞ)し
くし能(よく)諌(さいめ)をなして君につかへ万民(ばんみん)に勝(すぐ)る才(さい)あり漁陽郡(ぎよゆうぐん)の太守(たいしゆ)たるとき
専(もつはら)農業(のうげふ)を勧(すゝ)め又 採桑(さいさう)の事をなさしめ能(よく)民(たみ)を撫育(ぶいく)しければ民(たみ)
その化(くわ)に浴(よく)し国(くに)豊(ゆたか)に楽(たのし)めりよつて歌(うた)を作(つく)る
桑無(くわなく)_二附枝(ふし)_一麥秀(むぎひいで)_二兩岐(りやうき)_一張君(ちやうくん)為(なす)_レ政(まつりことを)楽(たのしみ)《振り仮名:不_レ可_レ|べからず》支(はかる)
桑にふしなしとはやどり木(き)もなしとなり両岐(りやうき)とは二(ふた)また麦(むぎ)は秀(ひいで)て
ニ(ふた)ツの穂(ほ)を出すと也 皆(みな)豊作(ほうさく)の事をいふ張君(ちやうくん)政(まつりごと)をなし給ふゆへ国(くに)平(たいらか)にして
民(たみ)の楽(たのしみ)はかるべからずとなり
養 ̄ヒ_レ口資_レ身 ̄ヲ頼 ̄ルニ
以_レ桑終 ̄ニ成_二王-
道 ̄ヲ_一澤-流長 ̄シ吐 ̄テ
_レ絲不_レ羨_一蜘-蛛
巧_一飼_レ葉頻 ̄ニ催 ̄ス
織-女 ̄ノ忙三-起
三-眠時 ̄ニ化-運
一-生一-死命
天-常待-看 ̄ヨ献
_レ繭 ̄ヲ盆-繅 ̄ノ後
先 ̄ツ與_三吾 ̄カ皇
織_二袞-裳 ̄ヲ_一
謝疊山