賀茂社関係文書翻刻プロジェクト

コレクション: 賀茂社記録

賀茂社記録. 第3冊 - 翻刻

賀茂社記録. 第3冊 - ページ 24

ページ: 24

翻刻

【右丁】  長のやのざの次第つねのごとし  こんえつかひ(近衛使[朱])参てはし殿にざす《割書:まいかもんれう(掃部寮[朱])よしゐ|ちかごろはそのぎまでもなし》  ちやくざしてまづ二はい其後せんみやう(宣命[朱])を ひら(披[朱])く  又二はいして祝言師にわたすこれをもて御前に参て  いぬ(犬[朱])ふせ( 禦[朱])き と(戸[朱])にて祝言申 ちやうのあふひをとりて片岡の  御まへのしめの中石の上にして帰 ̄リ祝言申てあふひを  使にわたす其後つかひ□(出歟[朱])【右に「出し群記類鑑太氏」】土やに しり(尻[朱])をかけて あつま(東[朱])  あそび(遊[朱])のぎ有御馬はし殿をまはす其後まい人たつ  物ゝね(音[朱])うた(哥[朱])をうたふ其けう有べし 【上部追記】 太氏云 已下その道 理なしといふ まて群記類 鑑祭部には嘉 元経久記とて 出せり按に此 文中に嘉元三 四月の使云々あ れは嘉元よりは 後の記歟嘉元 は三年にて終り 四年に改元あれ はなり 【左丁】 一たゞしちかごろせんみやうを進ぜす物(モノ[朱])ゝねならさず ふかしき(不可思議[朱])の事ども有 神慮(シンリヨ[朱])計(ハカリ[朱])がたし 一ひとゝせさぬさき卿つかひの時はい(拝[朱])もなしせんみやうもを進  ぜす此上は あふひ(葵[朱])まいらする事あるべからざるよし  社中《振り仮名:てう〳〵| 重 々 [朱] 》もんだう( 問 答 [朱] )たいりやくたい状を申てあふひを 給すでに げうてん(抑天[朱])に及神慮はかりがたき所(トコロ[朱])に ちゝ(父[朱])の卿  ほどなく たかい(他界[朱])おほぢの◦(入群記鑑太氏)【左朱書:入歟】道さね冬卿うちつゞき他界  人の口に有かくのごとくの所に又《見せ消ち:嘉元三四月|》の  つかひさねさきの 《振り仮名:を■ゝ|をとゞ歟[朱]》又たつ前のごとしこのたびは  所存をへん□(せ群類太氏)しかためかに そうもん(相聞[朱])を へ(経[朱])てせんみやうの  つかひにあらすをかくしてあづまあそひのつかいなりと  申し候間其せい《割書:かう|から》するにさん〳〵のしぎたる間つかひへ  おさへしれてたい し(しゆつ群類太氏)げゝてんに及しゆ〳〵のたい状