翻刻
【右丁】
五月分
【朱】社司ほうゐ上くゝる
一日御馬番の御神事也
其次第中御所 ̄ノ やを以(モテ[朱])ざとす馬は社司庄あたりに
引氏人すいかんをちやくし御馬を番まづ
御馬をうち上(アゲ[朱])てはしを見る上中下をつけてむまの
のりに越てはしりをくらぶ一寸の物有御なうらひ
おこなう ざいへとり( 座人[朱] ) よこざ
【朱】社司ほうゐ上くゝる
一四日はしやうぶの御神事二どの御料はてゝ御前より
次第にさしぶの ふき(葺[朱])まいらすべし其後御ちやう有
大方は御物こと有ちかごろは社司等大方不参
しかるべるらざる事也
【左丁】
一五日御神事【朱】《割書:もちまつり也社司両方へ参へし|社司そくたいみのはしめにはしまるへし》
社司等土やに参ぬれは御料仕はし殿にて御はらへ
れいのごとし御料御前へ仕れは社事等参ぬれば
らんじやうをそうし祝御とをひらきまいらする事
つねのごとし又社務参ずる事きざはしの上下に
して二はいの次第れいのごとし御内へ参ぬれば
正官権官しだいの社方参御 連(レン[朱])上 ̄ル事れいの
ごとし
一御料まいる次第一番さしぶまいとてやからをくの少八
あしへ仕其後御はしの代つぎ御料つぎかざりちまき
しやうぶひわだをの〳〵いろ〳〵の花をかざるこゐとり等