翻刻
【右丁】
一番御ぞ(衣[朱])つぎに御おほくち(大口[朱])つぎ御さしぬきつぎ
御なをしつぎ御をひつぎ御ひらつゝみたゝみて
御ゆるにかくつぎに御あふぎこれはきざはしの
社司かう(紙[朱])ひね( 捻[朱])りを ほね(骨[朱])より とを(通[朱])してわなにして
御ゆるのはしにかけさひらする也い上其後
御ふまいる御料等まいる事つねのごとしまいり
候ぬれば社司等社々へ参五官はてゝ祝言のやに
よる御祝言はてぬれば御ふくは正月一日一どに二き(季[朱])の
御ふく(服[朱])出させ給也存知すべしすかりいだしはて
ぬればをの〳〵退出五官はとゞまりて御じやうさし
まいらするまで しこう(伺候[朱])すそのぎつねのごとし
又社々の御ふく(服[朱])等御ふ(封[朱])まいる事もつねのごとし社務
い下退出してめぐりてそりはしをへてろう門より
【左丁】
入て門の内にしてざ有西を上としてつく
御ふ又社司等 分(ワケ[朱])給をの〳〵家々に かい(帰[朱])りて ふくろ(袋[朱])
を氏人もちて い(出[朱])づ当家はきぬのふくろ也とりゐ
のともがらはぬのぶくろ也社勢よりすゑの社司に
いたるまで給ことはてぬれば氏人等参て給て参
社の人〳〵にまいらすことはてぬればそりはしを
へて社をめぐりて退出
卅日御とう(灯[朱])の御神事あぶら(油[朱])は ゆら(油良[朱])の御庄の
さた(沙汰[朱])也一番御前よりまいらするちかころは
社務 ̄ノ子などの社司まいりてこのあぶらを
【上部追記朱書】
とりゐの
ともがら