賀茂社関係文書翻刻プロジェクト

コレクション: 賀茂社関係文書(NDL所蔵)

月詣和歌集 - 翻刻

月詣和歌集 - ページ 53

ページ: 53

翻刻

【左側】 月詣和歌集巻第七  七月付雑上   立秋のこゝろをよめる     俊恵法し 花ゆへにいとひしかせのあはれにもけふあきゝぬとつけて過ぬる                  藤原為業 寂然法師千【朱】 千【朱】 秋は来ぬとし《振り仮名:は|も千【朱】》半に《振り仮名:なり|すき千【朱】》ぬとや荻ふく風のおとろかすらむ                  平忠度朝臣 秋来ぬとしらて聞とも大かたはあやしかるへき風の音かな   題しらす           八条院六条 くすの葉のうらめつらしく吹風や秋立けふのしるし成へき   七夕をよめる         刑部卿頼輔 天河わたるこよひや七夕の中〳〵袖をぬらさゝ《見せ消ち:らな|るら》む