翻刻
【右丁】
/報(むくひ)なりと/申(まうし)けり。/今(いま)の/世(よ)に/白米(はくまい)をそまつにする/者(もの)は。
/目(め)がつぶれるといふことは/此時(このとき)よりぞ/始(はじま)りける/扨(さて)々/餅方(もちがた)に
ては/是(これ)を/聞(きく)。/大(おほ)きな/驚(おどろ)き/白米新王(はくまいしんわう)の/神霊(しんれい)を/団(たん)
子天王(ごてんわう)とまつり/各々(おの〳〵)ひたひを/地(ぢ)ひたへ■■■■きだんご。
こふくとしてあやまりければ。/今(いま)まで/潰(つぶ)れし/臼(うす)の/目(め)
も。めきりと/明(あき)て/豊作年々(ほうさくねん〳〵)に/打(うち)つゞき。/餅酒飯(もちさけめし)の
/繁栄(はんえい)はめでたけりける/次第(しだい)なり
滑稽五穀太平記 大尾
【朱角印】中世文庫
【右丁】
・教訓百人一首戯絵解《割書:前後文會堂鬼笑撰|二冊哥川國直画》
・麥訓御代のめべヽ 《割書:同 作|同 画》
・滑稽五穀太平記二冊 《割書:同 作|同 画》
・絵本神代の葉 同 《割書:同 作|一勇宿園芳画》
・絵本いため艸 同 《割書:同 作|同 画》
・絵本読いろは部類 《割書:三亭春馬作|同 画》
・給本年中行㕝大金二冊 《割書:同 著|哥川貞秀画》
・俳諧百人一句全 人家盛衰糖鍋図 《割書:一|枚》
【下部図中】本《割書:両国吉川町|山田屋侘助》