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コレクション: STAGE1

山中温泉縁記并ニ入浴之心得 - 翻刻

山中温泉縁記并ニ入浴之心得 - ページ 7

ページ: 7

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君子不争【印】    山中温泉入浴心得方 一湯に入んとする時は、ぬるき方にて先あたゝまり、ゑりくび、かほ  をよくうるほして後、からだをぬらすべし からだを先にぬら  せば、湯に入てたゞちにのぼせ、づゝう、めまひをなすなり、はな  はだとくなり、こゝろうべし 一湯より上りたる時は、冷水にてよく面、あたまをひやし、よく  のぼせをさげて出るべし、ことに眼をひやさゞれば見る力  うすくなりて、やみやすし 一湯のそとにて手足とからだは、よくこすりて洗ふべし、こする  事はあかを落すのみならず、よき養生となるなり 一湯の中に久しくあたゝまるは、よろしからず 一毎日二三度とし、一度に十分時間以上は害あり   但腹中に病ある人、からたにいたみある人は、いたみをとゝむ   るためなれば、ぜひなしといへども湯より出て、あたま及び   眼をひやす事は忘るゝへからず 一女は陰部(まい)をひやしおかざれば子宮の病、しらち、こしけを