翻刻
二月雑占
○二月九日十三日十四日十七日皆酉 刻(こく)後三刻に風を
主(つかさと)る日也風なくはかならす雨ふる也【手書追記か】雪多少有
○二月十二日廿七日未刻に大風を主る日也
○二月五日に風なくは人さらに心腹(しんふく)の病(やまひ)ある也
○二月廿日に天 晴(はれ)れは米の価(あたへ)賤(やすし)也
○二月社日に雨ふれは菓(くたものの)実(み)すくなき也
三月雑占
○三月三日十七日廿七日午時後に大風を主る也
又かぜなくはかならす雨ふる也
○三月戌日 温(あたたか)ならされは人におほく寒熱(かんねつ)の病を
生する也
○三月に三ッ卯日あれは米にあかさるへし
○三月三日に風あれは梨子(なし)に虫を生する也
○三月三日に雨ふれは桑(くわ)の葉(は)人の取事あたはす
又天晴れは桑葉よろしき也
○三月三日の夜に蛙(かはす)しきりに鳴(なけ)は旱(ひてり)也又雨ふれは
桑の葉の価(あたへ)賤(やすし)也
四月雑占