翻刻
六月雑占
○六月三日に一 陣(ちん)の雨ふり或は夜(よる)〳〵風吹或は七月
中 処暑(せうしよ)にいたりて晴れは山の篠(さゝ)皆 枯(かれる)也
○六月二日に靄(もや)あれは其年五 穀(こく)みのる也
○六月に蝿(はへ)なくは新旧(しんきう)の米の価(あたへ)貴(たかき)也
○六月に暑(しよ)うすけれは五穀よろしからす
○六月の土用十八日はおほく東風吹て天晴る又は
西風吹也
○六月廿七日廿八日辰 刻(こく)に大風を主(つかさと)る也
七月雑占
○七月七日は大風をつかさとる日也
○七月九日十五日廿七日午刻に風を主(つかさと)る日也
風吹されはかならす雨ふる也
八月雑占
○八月二日八日十七日十九日は皆風を主る日也風吹
されはかならす雨ふる也
○八月三日十六日廿三日廿七日皆辰刻に大風を主る