翻刻
日也
○八月に甲寅日巳丑日あらは其日にかならす風
吹也
○八月 社日(しやしつ)に雨ふれは来年にいたりて五 穀(こく)ゆたかに
みのる也
○八月社日のまへに秋分あらは斗米を以て斗銭
かへる也又社日の後に秋分あらは斗米を以て
斗豆をかへる也
九月雑占
○九月九日に雨ふれは禾(のき)収(をさま)るのしるし也
○九月九日に雨ふらされはその冬 晴(はれ)を主(つかさと)る也
○九月十一日十五日十七日廿九日に大風を主る日也
十月雑占
○十月朔日に天曇(そらくも)れは薪炭(まきすみ)の価(あたへ)貴(たかき)也
○十月十五日十七日十八日十九日廿七日廿九日皆午時に
風を主る也風吹されはかならす雨ふる也
○十月十五日に天晴れは其冬はあたゝか也
○十月十六日に天晴れは薪炭のあたへ賤(やすし)也