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コレクション: STAGE9

天時占候 二 - 翻刻

天時占候 二 - ページ 18

ページ: 18

翻刻

○春の甲子日に雷鳴(かみなりなれ)は五 穀(こく)みのりてゆたか也 ○三月朔日に雷鳴は五穀 熟(みのる)也 ○三月四日に雷鳴は其年大に豊熟(ゆたかにみのる)也 ○夏の甲子日庚辰日辛巳日此三日にあたりて雷  鳴は蝗(いなむし)死するしるし也 ○秋の甲子日に雷鳴はいまた雷をさまらす其うへ  人に病を生する也 ○九月に雷鳴は米穀の価(あたへ)大に貴(たかき)事を主(つかさと)る也 ○冬庚戌日辛亥日にあたりて雷鳴は来年の正月  にいたりて米の価 貴(たかき)徴(しるし)也 ○十一月に雷鳴(らいなれ)は来春にいたりて米の価(あたへ)貴(たかき)也 ○雪中に雷鳴は百日 陰雨(いんう)を主(つかさと)る也 ○雷の鳴(なる)時に電光(いなひかり)してしはらく間ありて鳴雷(なるかみなり)は  静(しつか)也 光(ひかり)て間もなく鳴雷ははけしく又ひかり  急(きう)なれは雷声も急也又光りゆるけれは雷声も  又ゆるやか也 ○梅雨(つゆ)の内に雷声ひくけれは田に埋られる也 ○夏至に雷鳴は三伏ひやゝか也又六月にいたりて  旱魃(かんはつ)也 ○冬至の日に雷鳴は雨水おほき也