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てもかなひがたく侍る。先御いとま申すとて立かへりし
を。一休袖にすがり。ひらに今宵はとまり給へと引
とめ給ふ女房申やういまゝでは一休さまはいきじやか
のやうに思ひしが。わらはに御心ありてとゞめ給ふかや
きやうこつなる仰かなと申ければ一休わらひ給ひて
其方へ心をかくればよそ愚僧もせひともにとゞめ申せ
心かけぬものが御とまりあれと申すものかと仰られは
れば沙汰のかぎりや夫ある身がかゝる事侍るべきかと
ふりきりて輿に乗が立かへりける扨夫にあひて一休は
仏のやうに思ひそなたもさおぼしめさんがいたづゝなる
御防やわらはに湯をすゝめ給ひて。今まて引とゞめあ