chinjuhさんのお気に入り

コレクション: とりあえず気になる

一休はなし(寛文八) - 翻刻

一休はなし(寛文八) - ページ 87

ページ: 87

翻刻

【OCRのままです】 てもかなひがたく侍る。先御いとま申すとて立かへりし を。一休袖にすがり。ひらに今宵はとまり給へと引 とめ給ふ女房申やういまゝでは一休さまはいきじやか のやうに思ひしが。わらはに御心ありてとゞめ給ふかや きやうこつなる仰かなと申ければ一休わらひ給ひて 其方へ心をかくればよそ愚僧もせひともにとゞめ申せ 心かけぬものが御とまりあれと申すものかと仰られは れば沙汰のかぎりや夫ある身がかゝる事侍るべきかと ふりきりて輿に乗が立かへりける扨夫にあひて一休は 仏のやうに思ひそなたもさおぼしめさんがいたづゝなる 御防やわらはに湯をすゝめ給ひて。今まて引とゞめあ