翻刻
【虚字 女扁+百は「きりみせ」、女扁+四百は「しやくば」、女扁+廿四文は「よたか」】
【本文】百はきり四百の女しやくば也廿四文はよたかなりけり
○女には大ぶん/直段(ねだん)に/高下(こうげ)ありてまづ
/上邊(じやよしよ)は一両一分よびだし三/分見(ぶみ)せの
お/職正面(しよくせうめん)一分/交(まじ)り見せは一分と
二朱/品(しな)川は/十匁金見(じうもんめかねみ)せ二朱
/銭(ぜに)見せ六百文四百文その
/余(よ)大かた/宿場(しゅくば)の女は
まづ四百文が/通例(つうれい)
なるべし
○/切(きり)とは切見せ
かほね/見(み)せの事
にして一トちんぼう
ふり/出(だ)すが百文の
/定(さだ)めなり
○/里童(りどう)の
/曰(いはく)あのあね
さんいゝ
あねさん
お/尻(しり)が
ちつとまア
がつてはりかにうけたら
/十匁(じうもんめ)よたかに/出(だ)して
廿四/文(もん)方々/一本(いつぽん)
はさむが廿四文とは
いたつて/下直(げぢき)なり
/川柳点(せんりうでん)に
/股火(またび)してねるほど
おちようりこなし
【右丁下吹出し】たばこをのみながらとぼしたらまらのさきからけむがでるだらう
【同左】おつさんなほしてくんねへヨ
ウン〳〵〳〵〳〵