翻刻
【虚字 女扁を裏返し旁に女を加えて訓は「たがひせん」、二文字目は丁稚の文字を二組並べて「そんとくなし」と訓ず】
【本文】さしむかひ女/抱(たき)あふたがひせんでつちどうしでそんとくはなし
○/長局(ながつぼね)の中よしどうしおひけのゝちは/抱(だき)あひて
/両方(りやうほう)にへのこの/形(かたち)ある/互形(たがいがた)といふ/張形(はりかた)を
上下/一度(いちど)に/開(ぼゝ)へつきこみ上から/腰(こし)を
つかへば下の/開(ぼゝ)へ/深(ふか)く/入(い)り下から/持上(もちあげ)
れば/上(うへ)の/開(ぼゝ)の/奧(おく)をつく/上(うへ)は/茶臼(ちゃうす)
下は/本手(ほんて)まことの男にあふ
ごとく/至(いた)つて/弁利(べんり)の/道具(だうぐ)
なりなづけて是を
たがひせんといふ
○/小(こ)ぎれいな
/丁稚(でつち)どうしせん
ずりもめづらし
からずたがひに
/云(いひ)かはして/穴(けつ)を
ほりあふ/是(これ)すな
はち/損徳(そんとく)なしなし
又此/字(じ)を/兄弟(けうだい)ぶん
ともよむなり
【虚字 玉莖を縦に描き玉字を挟む合字、「股」でおへる、「握」でなへる、「扱」でせんすりと訓す】
【本文】またぐらへわりこむまらはおへる也
にぎればなへるこくはせんずり
○女の股ぐらはほちや〳〵やわ〳〵と
してちらりと見へてさへきの
わるきものなるにましてやこれ又
/是(これ)へわりこむときはいかなるへのこ
【左丁吹出し】「きがいくならもつとねまで入てきをやんねへそれから又おめへのけつをほつておもいれきをやらなけりやアならねへ